様々な職務経歴書の書き方
職種によって書き方を変更
職務経歴書の様式は、ビジネス書類としての体裁を守っていれば制約はありません。「キャリア式」、「編年体式」、「フリースタイル式」のサンプルを参考にして、自分が一番書きやすいフォームを選んで書くといいでしょう。
営業職の職務経歴書の書き方を例に挙げておきます。
営業は、ホワイトカラーでは最も求人の多い普遍的な仕事です。物を売り込むというダイナミズムに溢れる職種なだけにノルマが課せられ、その達成状況はたちどころに数字となって現れてきます。それだけに数字で実績を語ることが大切です。営業実績以外にも顧客実数や取扱商品、営業方法、対象顧客、活動エリアなどが採用選考では重要になるので、それぞれ項目を立てて明記していかなければならないでしょう。
また実績だけでなく、本来的にはプロセスも重要視されるものです。そのため習得した営業センスやノウハウを具体的な経験を踏まえて記述することも忘れてはいけません。
営業職の基本例
職務経歴書
平成18年2月16日杉並 広務(32歳)
■希望職種:企画営業
■応募資格:営業経験14年(広告代理店)
■ 勤務経歴:平成4年4月 株式会社雷電広告社入社
(本社/札幌、従業員数62名)
所属・期間 業務内容・実績
中標津営業所 <平成8年5月、営業所長に昇進(部下4名)>
営業第1課 ◇雪国新聞社・広告・企画営業業務に従事。
平成4年5月 ◇一般広告、記事連動タイアップ広告などの媒体
?平成10年4月 営業のほか、一日約20件を目標に訪問営業を展開。
◇年間売上成績3位を獲得(同期10人中)
札幌本社営業部 <平成10年4月、札幌本社第3営業課長に昇進
営業第3課 (部下9名)>
平成10年5月?現在 ◇主としてラジオ、テレビ等の電波媒体において広告
受注、進行管理に従事。
◇ 大手農業団体・メセナ広告企画を担当。首都圏有力FM 局のすべてにラジオ広告を出稿。
◇ 顧客(在京・大手総合商社の会長)からの信用を得て52件の紹介をもらい、25件の新規契約を獲得。
■自己PR
入社以来、一貫して広告代理業に携わって参りました。ただの”広告取り”に終わることのないよう、顧客の新聞・ラジオ・テレビ広告に賭ける期待に応えようとあらゆるフォローをしてきたことが業績につながり、私の大きな喜びと自信になっております。
やりがいのある職場でしたが、広告マンとしてもはや北海道の中で、すべきことは大方成し得たのではないかと思うようになり、これを機に、東京に進出し、日本を代表する広告代理店の一つである貴社で自分の企画力を活かせる営業をしたいと考えるに至りました。14年間の経験とスキルを集大成して北海道の広告マン代表として業務に取り組む覚悟です。
昇進は辞令が出された年月を記入し、部下の人数も必ず明記しましょう。目標の達成状況も書いておく必要があります。数字はより具体的なデータを用いて書いてください。また顧客からの紹介は、企業側に人脈の広さを伝えることにもなりますのでしっかりと書いておきます。対外的な信頼関係が築かれていることをアピールすれば評価がアップします。
また退職理由を最後に記すことを忘れてはいけません。そして自分を雇うことでどんなメリットがあるか、自分の営業スタイルや今後の意気込みをアピールしましょう。