好きな学科や趣味、特技で自己PR
採用選考において履歴書のこの部分が影響することは、あまりありません。しかしこの部分は採用側も気楽に読むことができる場所です。あなたの人物像を読み取ろうと情報収集することにもなるので、絶対に気を抜いてはいけません。
相手に興味を持たせるため、これらの欄を上手く仕上げることも重要です。面接でのコミュニケーションのネタとして使われることもあります。間違っても「特になし」などとは書かないように。面白味のない人間だと思われると、それだけでマイナス評価です。
趣味
もし趣味が読書や映画鑑賞であったとしても、そのまま「読書、映画鑑賞」と書くのはやめるべきです。空欄や「特になし」とするのは問題外として、やはり面白味を持たせて書くことを忘れてはいけません。以下のような例を参考にしてみてください。
「歴史小説の読書(現在と過去を比較しながら読んでいます)、伊丹十三監督作品の鑑賞(社会性のある問題をラジカルな人間描写で描く氏を尊敬していました)」
いかがでしょう。このように書いてみると、採用側にあなたのセンスが伝わるはずです。ただし、無理して知らないことを書いては逆効果です。自分が本当に好きなことをいくつか見つけ、その中から社会性のあるテーマを選んで書くことをオススメします。
特技
特技欄も趣味と同じような書き方になります。
「TOEIC700点(短期留学を目標にしたことで、200点アップの成果に結びつきました) 書道 師範(幼少の頃より故郷の恩師のもとで研鑚を重ね、上京後も継続し昨年免許皆伝、師範となりました)」
採用側に印象づけるには、文章にひとひねり加える必要があります。自分には自慢できる特技なんてないと諦めず、何か探してみてください。
「あんま・マッサージ(肩こりがひどい方はどうぞ私に申し付け下さい)」
「ビリヤード(たった1ミリのミスが数十センチの狂いを生じさせる緊張感に耐え、回を追うごとに上達)」
というような内容でもいいのです。何か探してみてください。
冒頭で自己分析が大切だと書きました。あなたの個性や特性、資質を見つけるには、様々な角度から自己を見つめ直して洞察しなければなりません。
次のスポーツの場合も同じように考えてみましょう。
スポーツ
「筋力トレーニング(ベンチプレス100キロを持ち上げられる逞しい男になることを夢見て、市のスポーツセンターに週3度通い体を鍛えています)」
このように書くと、ユーモアもあって好印象を与えることができます。単に野球やサッカー、陸上、水泳などと書くだけでは、全く面白味がなくて採用側の興味を引きつけることはできません。それぞれどういう成果を挙げ、今はどうなのかを具体的に述べることで、自己PRに面白味が出て採用側の興味を掻き立てることができます。
「野球(甲子園出場を夢見て高校三年間を過ごしましたが、願いは叶いませんでした。ポジションはサードで打順は8番でした。今は近所の子供に野球を教えるのが好きです)」
例えば野球の場合ですと、上記のように書けば、単に「野球が好き」と書くよりも、インパクトが生まれます。具体的に書くことで面接の時の話題にもなるはずです。
好きな学科
新卒者(特に大学)の履歴書ではゼミの内容や得た知識を「得意科目、研究課題」として詳しく書かなければなりません。この部分については、学校の就職課の先生やクラスメイトと情報交換をし、中身のある文章を書くようにしましょう。
それ以外の場合は学生時代、好きだった科目を挙げるので十分です。もしくは社会人になってから関心を持った分野を学科に置き換えて書いても構いません。例えば”社会病理学”と書いて「ボランティアで民生委員の人と一緒に福祉施設や生活保護世帯の家庭などを回り、関心を持ち勉強しています」と書いてみるのもいいアピールになります。